20090627214020

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今回のロンドン・ライブ発表後も、相も変わらず、マイケルの周りにはガセ情報が錯綜した。
でも、この日の朝は、ちょっと違った。
ゴシップ慣れしたMJウォッチャーの友人のトーンで、重大さが瞬時に伝わると、
全身の血管が凍った。
いつもどおり朝の準備をした。
一部の報道が、断定的な発表に変わったが、普段どおり行動した。
10時30分に公式発表がある。これが最後の審判だと思い、僕は家を出た。
そして
仕事場に着いた10時前、ラジオから最初に耳に入ってきた音は”今夜はBeat It”のゴーン、ゴーンというイントロとともに「ご冥福をお祈りします」というナビゲーターのコメントだった。
冷たい血が、体中を駆け巡った。
マイケル・ジャクソンが、死んだ。
僕の人生に、一番影響をくれたスーパースターが、いなくなってしまった。

20090627204533

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翌日、代々木公園で行われたマイケル・ファンの追悼集会に行きました。
会場にたどり着くと、100人ほどの人垣の中心では、マイケルの遺影を持って号泣する人が、
報道陣のカメラに一斉に囲まれていました。
マイケルの遺志を継承しようという親友のメッセージとともに、
Heal The World
Man In The Mirror
We Are The World
などが、大合唱されました。
キャンドルがともる頃には、300人ほどが列をなしました。
マイケル・パフォーマーが自然と集まり、
Thriller
Beat It
Smooth Criminal
Dangerous
などを群舞しました。僕も参加しました。
僕の出来るマイケルへの一番の恩返しは、こういう事なのだろうと思いました。
黙とうを捧げ、マイケル・コールをした後、追悼集会は解散となりました。
マイケルを支えるコアなファン仲間と深い悲しみを分け合いました。
とはいえ、マイケルが死んだ事を、僕はまだ半分信じられていません。
マイケルは、今までもありえない事をして来たので、生き返るというパフォーマンスをするのではないかとすら、本気で期待してしまっています。
しょうもないですね。
tuitou3
計算づくしの無垢の笑顔。あなたは本当に、世界一ずるい人だ。
今回だって、夢のようなごちそう話を用意してくれたかと思ったら、
Remember The Time“のように、
飛び切りいたずらな笑顔だけ残して、突然消えてしまった。
でも、僕は知っている。
世界中がひっくり返るような”Smooth Criminal”を既に仕掛け終わっている事を。
マイケルの歴史は続く。さよならは、まだ言えない。
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