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もうすぐ会える!

ロンドン行きが目前に迫ったテンションも手伝って、「あの日」直前の明け方3時まで、
僕は親友と、馬鹿話で盛り上がっていた。

追悼集会で顔を合わすと、間の悪い話だったねと、2人で苦すぎる苦笑い。
しばしの会話の途中、親友はふと、こんな事を言った。

「これ以上ないタイミングだと言ってる人がいて・・・」

その瞬間、僕は、

「ヤラレタ!!」

と、心の中で叫んでいた。
物陰に半分隠れて、いたずらな笑顔を浮かべるマイケルが見えた。

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Earth Song“のように、荒廃した地球を、再びマイケルのパワーが包み始めています。
新しいファンを生み、全世界に空前のカタログ(旧作)セールスを記録しはじめています。

ニューアルバムが、出番を待っています。
数本は、ショートフィルムまで仕上がっている事でしょう。
これは、「死」というプロモーションを得て、
スリラーを上回る、とんでもない記録を立てるのではないでしょうか。

そして、

最後のリハーサル風景を見て、静止画像から滲み出る、そのクオリティの高さに絶句しました。
今でもYouTubeなどで、ネバーランドでの“Dangerous tour”リハーサル映像が見れます。
最初はこの位の完成度かなと思っていました。
スピルバーグとルーカスが手を加えて、完全な映像にしてくれるのだろうと期待していました。
しかし、漏れ伝わるそのパフォーマンスや演出内容を聞いても、
そのままで十分、想像を絶するプロダクションである事が間違いないのです。

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それでもマイケルは、「もう、これじゃ~普通じゃん、スリラー以下になっちゃうよ」と思ったのだろうか。

最後の作品にファンタジーを添えると、昇華して神になった。

そう思えて、仕方がないのです。

日に日に、彼のパワーを、ビシビシと感じるようになってきています。今まで以上に。

差別に打ち克ち、「スリラー」のプレッシャーを跳ね除け、
平和への思いから、人種も性別も年齢もない、この世に類ない容姿に変態した。
ついてゆけない人々から誹謗中傷を受け、不当な力に抗いながら残した足跡。
人間業でなさを再び認識させます。あまりにすごすぎる。

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そして今、すでに至上空前のエンターテインメントが始まっています。

これからリリースされるアルバム、ショート・フィルムそしてライブは最高の作品となり、
その後もイマジネーションを伴って、マイケルは永遠に生き続けるでしょう。

本当に、途轍もない方と出会えたと思っています。

“Michael Jackson is Thriller!”

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