2016年5月29日、福島県いわき市の楢葉町仮設住宅で34回目のふれあいステージを開催しました。
前回訪問は3月19日、4月はアースデイのためお休みで、まる2ヶ月以上空いてしまいました。
その間、熊本地震もありました。
今回はみなさん、どんな気持ちで迎えてくださるだろうか?
1人でも来てくれる人がいるだろうか?
毎回ですが、そんな事を考えながら当日を迎えています。
今回は、現地で催しものが重なり、いつもより少ない人数でしたが、来てくださる方がいらっしゃることか本当に嬉しかったです。
楢葉音頭
開始前から、常連の男性が二人で誘い合って来て下さいました。
マイケルふれあいステージは、いわき市中央台にある楢葉町仮設住宅のうち、第8、第9、第10という大きなブロック3つを月ごとに巡回しています。
仮設住宅が出来て以来、この住宅群ごとにもあつれきや見えない垣根ができて、なかなか他のブロックの催し物には行けない空気がありました。
今回は第10というところで開催、前回の第10への訪問の時、初めて第9の方もたくさん来て、垣根のない形でのふれあいステージができました。
今回、この二人の男性は、それぞれ第9と第10にお住まいの方々、こんな日が来るようになったのかと、それだけで感動でいっぱいでした。
前回訪問時に、楢葉町に帰られるとおっしゃっていた方も、日程が延びたと来てくださりました。そして今回初参加の方もお誘いいただき、とても楽しんで帰られました。
ステージまでいれないけど、と手芸ワークショップを楽しんで帰られた方は、いつもご一緒いただく相棒が転んで怪我をして今回お休みとお知らせくださりました。
5年以上の仮設住宅での生活、特にご高齢の方には、本当に心にも体にも大きな負担が積み重なっていると思います。
みなさまのご体調がとても心配になりました。
ステージがはじまると、しみじみと時間が過ぎてゆくのを感じました。
今のところ仮設住宅の継続期間は来年3月まで。あと9ヶ月。その後はどうなるのか、行政の決定もないようですし、みなさんにお聞きしても、まだ決まっていない方も多くいらっしゃいます。
あと何回ここでお会い出来るのか、残された1回1回の機会を大切にしてゆきたいと思います。そして、楢葉町に帰られるみなさまとは、またふるさとでお会い出来るように、他の場所に移られる方々とも、連絡が取れるように、ふれあいを続けてゆきたいと思います。
(文:やも)
いつも応援ありがとうございます✨
34回目のマイケルふれあいステージ無事終了しました 今回はやも やす けいちん スカル もえ ゆういち さち の7名で行ってまいりました✨
地元イベントが重なったこともありいつもより少人数の開催でしたが、それでもマイケルさんに会いたいからとおこしいただいた方、用事の合間に少しの時間でもと足を運んでいただいた方もいらっしゃり温かい雰囲気がいっぱいのふれあいステージとなりました。
今回の訪問で特にうれしかったのは第9仮設住宅の方たちもご来場いただき、第10仮設住宅の方と和気あいあいと手芸をしたり声をかけあったりしている時間であったことです。
わたしたちが帰ったあともコミュニティがひろがり助け合いの和となっていただけたらこんなにうれしいことはありません。
これからも一回一回の訪問に心をこめてまいります✨
(文:さちこ)
今回のメンバーはやす、けいちん、スカル、もえ、ゆういち、さち、マイケルやも でした。
今回も、応援くださったみなさんと参加してくれたみんなに、心から感謝です。