3月10日、ビルボードライブ東京に、J.T.テイラーの公演を見に行きました。
J.T.テイラーは78年からファンク・バンド、クール&ザ・ギャングのリードヴォーカルに加入してヒットを量産し、アース、ウィンド&ファイヤーと双璧をなすポピュラーR&Bバンドへの進化に貢献したシンガーです。
僕がクールを初めて知ったのは”ゲット・ダウン・オン・イット”がベストヒットUSAで流れていた時で、ディスコで始めて聴いたのは”ストレート・アヘッド”でした。近所の「レコードレンタル友&愛」にアルバム「イン・ザ・ハート」を借りに行ったのを覚えています。
月並みながら、僕が初めて知ったR&Bバンドはやはりアースとクールでした。
また記憶が間違っていなければ、89年頃にMZA有明にクールのライブを見に行っています。
さて、ミッドタウンに移ります。バックバンドはギター、ベース、ドラムスにキーボード2人、ホーンセクション3人。ドラムスとサックスは女性です。さらに女性コーラス3人。大所帯です。
そして”Steppin’ Out“のインストとともにJTが登場、背中にイーグルのラインストーンが入った黒のシェリフ風シャツにシルバーのネックレス、黒のスラックス、髪はドレッドをオールバックにして後ろで束ねています。
小さな顔にスレンダーで腰高な抜群のスタイルは少し姿を潜め、貫禄のおじさん体型になってはいますが、その山羊のようなやさしいタレ目は紛れもないJ.T.テイラーです。
JTを迎えると曲は”Tonight“に変わります。高音が出ませんが、低音は昔と変わらずです。続いて”Fresh“。コーラスと一緒の振付ですが、ちょっとズッコケた感じがコミカルでよいです。”Misled“ではオペラ座の怪人のマスク(PVがこんな感じでしたね)コーラスの3人もみんなファントムの仮面で絡みます。
これで4人一度ステージを下りると、今度は3人のコーラスがなんと白のウェディング・ドレスで登場。JTはクリーム色のジャケットに黒の上下です。
レジーナ・ベルとのデュエット、”All I Want Is Forever“やJTのソロ曲、”Baby I’m Back“などを歌い上げると、”Joanna“。静かにその雰囲気を味わっていた観客は待ってましたとばかりに一斉に立ち上がります。アルバム「イン・ザ・ハート」に収められた名曲に、僕も高校時代を思い出して、ちょっとウルっときました。
その後も”Too Hot“、”Cherish“とムーディな曲が続きますが、観客は立ちっぱなしです。
コーラス3人をエスコートして再度楽屋にはけると、バックバンドは”Jungle Boogie“を演奏。3たび化粧直しでJTがコーラスとともに登場すると、今度は演奏はなんとビヨンセの”Crazy In Love“に。
で、そこからヴォーカルに入るところで今度は”Get Down On It“に変わります。
この意外な展開に観客は大喜びです。
続いて”Let’s Go Dancing(Ooh,La,La,La)“のレゲエ・ダンスホール・アレンジで、ミッドタウンはジャマイカに変わります。
ロングプレイの後、ステージ上でアンコールを取ると、ドラムソロに続いて、”Celebration“で、ヒット曲のオンパレードは、幕となりました。
アイドルのイメージが強いJTでしたが、今はサービス精神旺盛なエンタテイナー。
あの手この手で観客一瞬も飽きさせる事なく、あっという間に1時間半のステージは幕となりました。
今日の観客の年齢層は結構高く、僕より上と思われる方のほうが圧倒的に多かったですが、みんな大満足の様子で、僕もとてもうれしくなりました。
次回も期待しています。
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