ジャネット・ジャクソン
ユニバーサル インターナショナル
(2001-02-21)


Janet 16歳 の歌声を聴いて!

長い間、ジャネットのキャリアの中で、2つのアルバムが封印されてきました。

デビューアルバム「ヤング・ラヴ」とセカンドアルバム「ドリーム・ストリート」です。

自分もこの2つのアルバムと楽曲に関しては、当時全く記憶になく、

ただ、ディスコでDJが「マイケル・ジャクソンの妹、ジャネット・ジャクソンの×××」と紹介してたり、プロモーションで「ヤンヤン歌うスタジオ」とかに出演して、「マイケル・ジャクソンの妹」として紹介されていた記憶があり、存在は認識していたように思います。

でも、歌はどんなだったか・・・覚えていないのです。

その「ヤング・ラヴ」(原題:「Janet Jackson」)、後から聴いた印象ではありますが、ファンキーなソウル好みな自分とすれば、とても名盤だったなあと思います。

マイケル・ジャクソンの「スリラー」リリースの3ヶ月前の82年9月、ジャネット16歳の時にリリースされたこのアルバムは、ルーファスのボビー・ワトソンとその弟ルネや、ソラー・レーベルの名プロデューサー、ダイナスティのレオン・シルヴァースの弟、フォスター・シルヴァースなどがプロデュースしています。ファンキーなテイストに加えて、ほのかに西海岸っぽい香りがするのは、こんな背景があるからなのですね。

オープニングの”Say You Do“は、どことなく兄マイケル「オフ・ザ・・・」のオープニング曲、”今夜はドントストップ“に似てますが、意図していたのでしょうね。”Love And My Best Friend”も「Ben~♪」と聞こえなくもないですが、とてもいい曲だと思います。
“You’ll Never Find(A Love Like Mine)”や”Young Love“あたりには既に、ジャネット・ワールドを織り成すメロディ・ラインをこの曲に垣間見ることができます。

今回のRock Wityu ツアーでは、その封印されていた楽曲が解き放たれる可能性が高いという事で、今から楽しみです。

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